きまぐれふねこ
兵庫県 神戸市
2026年7月9日
Vol.79 神戸の名物グルメをアレコレ満喫、旅費総額3万円ポッキリ旅!~後編~

Vol.79 神戸の名物グルメをアレコレ満喫、旅費総額3万円ポッキリ旅!~後編~

グルメ三昧の神戸3万円ポッキリ旅も終盤にさしかかり、
ふねこのお小遣いはあと5,000円ほど残っているようです。

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>中編の様子はこちら

神戸に来たからには外せない…!と旅の締めくくりに選んだのは、
地元っ子も足繁く通う餃子の老舗と、灘五郷の名酒が一堂にそろう粋なスポット。
みけやんも帽子のつばをちょいと直して、最後の2軒へと足を進めます。
みんなでお小遣いを握りしめ、いよいよ神戸旅のフィナーレへ!

味噌だれに大ハマり!神戸流の一口餃子を『赤萬』で堪能

神戸の「ご当地グルメ」を語るうえで絶対に外せないのが、味噌だれで食す一口餃子。1960年創業の『赤萬三宮店』は神戸の餃子文化を代表する一軒で、地元のリピーターはもちろん、遠方から足を運ぶ観光客で絶えず賑わっています。

阪急神戸三宮駅の西口から徒歩数分、カウンターとテーブルが数席ほどのコンパクトな店内は、昼下がりでも待ちが発生するほどの人気ぶり!メニューは餃子と瓶ビール、ノンアルコールビールのみという、潔いラインナップ。

餃子は1人前(7個)400円、注文は2人前から。キャベツ、ニンニク、豚肉、生姜を合わせた餡を、独自配合の薄めの皮でぴたりと包み、ひと回り小さな一口サイズに仕立てるのが赤萬流。

包みたての餃子を蒸し焼きにしてから一気に焼き上げ、皮のカリッと感をしっかり立たせます。焼き上がりまで約15分。多い日は1日7,000個を焼くそうで、なかには250人前を買っていった強者もいたとか!店内での飲食だけでなく持ち帰りでも人気を集めているのは、地元の食卓に深く根付いている証しですね。

テーブルに並ぶのは、味噌、酢、醤油、ラー油の4つのタレ。まずは味噌のみで味わい、次に酢醤油を合わせて味変を。その次はラー油を足してみるなど、自分好みの味を探りながら楽しむのが地元っ子の作法。

みけやんは真剣な表情で配合を探り、せつこは皿の中に残った味噌だれを名残惜しそうに見つめます。ふねこは機嫌よさそうにぴょこぴょこ尻尾を揺らし、餡のジューシーさと皮のもちもち感に深く頷いています。なんだかグルメリポーターのような表情♪

コクのある味噌のまろやかさ、酢醤油のさっぱり感、ラー油のピリッとしたアクセント。一皿の中でいくつもの味わいに出会え、自分好みの塩梅を見つけていく楽しい時間。熱々の餃子をほおばりながら、冷えたビール(600円)をぐっと流し込めば、旅で歩き回った疲れが一気に吹き飛びます。

ちなみに神戸には味噌だれ餃子を提供するお店が多数あり、店ごとに配合や味わいが異なるのも面白さのひとつ。それぞれの個性を食べ比べてみるのも、観光の醍醐味ですね!

『赤萬』は三宮店のほかに元町店もあり、営業時間が違うので旅のスケジュールに合わせて訪れる店を選んでみてはいかがでしょう。濃厚な味噌に、香ばしい一口餃子、そして冷えたビール。言うことなしの黄金比、そして地元っ子が愛するソウルフードを、ぜひ堪能してください。

灘五郷・26蔵の日本酒が一堂に!旅の締めは酒の“ワンダーランド”で♪

フェリーへ戻る前、せっかくならもうひとつ神戸旅においしい思い出を…!そう考えたふねこたちが向かったのは、阪九フェリーの連絡バスが停まる阪神電鉄「御影」駅からほど近い『灘五郷酒所』。ここは灘五郷26蔵の日本酒が一堂にそろう、酒好きにはたまらないスポットです!

神戸から西宮にかけて広がる「灘五郷」は、西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷・今津郷の5つのエリアからなる日本一の酒どころ。六甲山系から湧き出るミネラル豊富な「宮水」、酒米の王様と称される「山田錦」、そして六甲おろしの寒風を生かした冬の仕込みと、酒造りに必要な好条件が三拍子そろうことから、全国の日本酒生産量の約3割を担う一大産地として知られています。

『灘五郷酒所』は2022年春、500年余の歴史を誇る「剣菱酒造」の酒蔵を改装してオープンしました。灘五郷の酒のラインナップはもちろんのこと、店内の見どころが盛りだくさん!入り口付近にはお酒の神様を祀る神棚があり、まずはそこでご挨拶から始めましょう。

店内に広がる全長50mのコの字型カウンターも印象的で、カウンターの上には地元アーティスト・松本尚さんが手がけた「八百万の神様」のフラッグが飾られています。

酒タンクの並ぶ奥のスペースにはライトアップされた御鏡が神々しく光り、“酒のワンダーランド”と呼ばれる所以を肌で感じるふねこたち。どこを見てもワクワクが止まりません♪

お店の名物である乾杯の掛け声「GO!GO!」が飛び交い、みんなニコニコとご機嫌な様子。みけやんも早く乾杯したくて待ちきれないみたい…!
ふねこたちは綴りチケット(15枚3,330円)を片手に、灘の酒と食のペアリングを満喫。

西宮郷「灘自慢」には香ばしい薄あげのパリパリ焼き、御影郷「黒松剣菱」には旨味たっぷりの神戸牛すじ煮込み、そして西宮郷「黒松白鹿もち四段仕込み」には御影豆富庵の汲み上げ豆腐と、お酒と料理の絶妙な掛け合わせを堪能。

『灘五郷酒所』では、つまみや料理に使う日本酒も食材に合わせて銘柄を使い分けているそう。地元の旬と六甲の恵みがたっぷり染み込んだ一皿一皿は、不思議と体まで元気にしてくれるおいしさがあって、お酒とのペアリングも最高です!

同じお酒を30~55℃の6段階で飲み比べられる「燗あがり」のコーナーにも注目を!温度ひとつで口当たりや余韻が変わることを体感できて、50℃を超えても旨みが残るのは灘酒ならではかもしれません。何杯飲んでも飽きない味わいに、ふねこたちも感動。

灘のお酒は日常に寄り添う、いわば“暮らしの酒”。『灘五郷酒所』はそんな日本酒の世界を気軽に楽しめて、日本一の酒どころの醍醐味を存分に味わえる絶好の場所です。今春からは灘酒5種と小皿料理3種を組み合わせた「灘五郷酒所セット」(4,400円)や、料理7種と灘酒7種を巡るプレミアムなペアリングコース(12,000円)もスタート。腰を据えてじっくり灘の世界に浸るなら、予約しての訪問がおすすめ。

ちなみに、神戸発の阪九フェリーの船内レストランでも灘五郷のお酒を提供中。神戸旅の思い出を振り返りながら、お気に入りの一杯を味わうのも一興です♪

それでは最後に、今回の神戸グルメ旅のお会計を発表します!お腹も心も大満足のふねこの食費は、合計いくらだったのでしょうか!?

6スポットで使った食費は……ずばり合計11,443円!そこに神戸の移動費1,010円(連絡バス込み)と、フェリー代(スタンダード洋室/往復)17,380円を合わせて、トータル29,833円。みごと3万円ポッキリの予算内に収まり、華麗にフィニ~ッシュ!

フェリー代(スタンダード洋室/往復)はインターネット予約で通常より約3,000円お得になるので、浮いた予算は船内レストランで味わう灘五郷のお酒に充ててみてはいかが?神戸旅の思い出を振り返りながら傾ける一杯は、何ものにも代えがたい贅沢な時間ですよ♪

※メニューの金額や営業時間、フェリーを含む交通費は取材当時(2026年4月)の情報です。

ぎょうざ専門店 赤萬 三宮店

住所

兵庫県神戸市中央区北長狭通2-2-1

TEL

078-331-0831

定休日

水曜

灘五郷酒所

住所

兵庫県神戸市東灘区御影本町3-11-2

TEL

080-7945-8291

定休日

月~木曜(営業は金~日曜)