Vol.77 神戸の名物グルメをアレコレ満喫、旅費総額3万円ポッキリ旅!~前編~
潮風がふっと軽くなって、ちょっと足を伸ばしたくなる季節。
異国情緒とローカル感が入り混じる港町・神戸の空気に誘われ、
ふねこたちは大阪・福岡に続き、神戸での3万円ポッキリ旅を計画♪
阪九フェリーなら寝ている間に目的地までお得に移動できて、
浮いた予算を神戸グルメにたっぷり注ぎ込めるのがうれしいところ。
スタンダード洋室は福岡~神戸間が往復17,380円、
インターネットで予約すると往復14,400円でさらにお得に!
交通費・宿泊費・グルメ代を3万円の予算内でどれだけ楽しめるか、
ふねこたちが「3万円ポッキリ旅 in 神戸」にチャレンジ!
さぁ、絶品フードをたっぷり味わう最高の旅を追いかけてみましょう♪
ニューレトロな令和の純喫茶、『DORSIA』でモーニング♪
六甲アイランドから三宮駅に向かったふねこたちは、朝活から旅をスタート!目的地は、駅前のざわめきから少し離れた旭通の一角にある、半円のアーチ窓とクリーム色の庇が目印のスポット。にっこり微笑むコーヒーカップの看板がひょっこりと顔を覗かせます。
こちらは2021年にオープンした喫茶店『DORSIA(ドーシア)』。朝8時に開店し、モーニングを楽しめるので、早朝に着港するフェリー乗船者にとってありがたい存在です。

元理容室をリノベーションした店内に並ぶのは、惜しまれつつ閉店した神戸・花隈の老舗喫茶『セリナ』から譲り受けたというテーブルやチェア、照明などの味のある什器の数々。青い絨毯もアクセントになっていて、オープンして数年とは思えないほど昭和レトロの素敵なムードが漂っています。
ぽってりと丸みを帯びたチェアや、昭和レトロのゲームテーブルを使った席もあり、どこに座ろうかつい迷ってしまいます。紙ナプキンや看板にあしらわれた笑顔のマークは、アーティストの平山昌尚(HIMAA)氏によるデザイン。店内の一角にはオリジナルロゴ入りのTシャツやエコバッグ、マグカップなどが並ぶグッズコーナーもあり、旅の思い出にと買い求める人が後を絶ちません。
食事メニューも純喫茶らしいラインナップ。たとえば、ホットケーキ、サンドイッチ、ナポリタン、オムライスなど、ちょっぴり懐かしさを感じるメニューがずらり♪


ふねこは分厚いパンに色とりどりの果物がサンドされた「フルーツサンド」(1,400円)をチョイス。コーヒー&喫茶店研究家の柄沢和雄さんが紹介する昭和時代のレシピ本からインスピレーションを得た一品だそうで、みずみずしい果実とふわふわのパンのバランスが絶妙です。まるでショートケーキを味わうような優雅さ!


せつこの前に運ばれてきたのは、バターの香りをまとった「ほっとけーき」(800円)。まん丸のフォルムがかわいらしく、ひと口頬張れば、ふっくらとした食感と香ばしいバターの風味が口いっぱいに広がります。ちなみに、みけやんは「ドーシアブレンドコーヒー」(600円)をオーダー。深いコクと豊かな香りが、朝の目覚めにぴったりのようですね♪

食事の途中、にっこりスマイルのコーヒーカップを顔の前に掲げて、ふねこがちゃっかり記念撮影。カップの表情のようにご機嫌な気分で心もほくほく。

気づけば店の外には順番待ちの列ができていて、人気の高さがうかがえます。朝一番にきて正解!満ち足りた気分のまま、さあ次の目的地へと向かいましょう♪
神戸の洋食文化を楽しむなら、老舗『グリル一平』は外せない!
神戸グルメといえば、やっぱり「洋食」ですよね!1868年の開港以来、海外との交易で西洋文化をいち早く取り入れてきたこの街には、洋食文化が深く根付いています。

そんな神戸の洋食シーンを語る上で欠かせないのが、70年以上にわたって地元に愛され続ける老舗『グリル一平』です。ビフカツ発祥の地・神戸でも屈指の名店としてメディアでたびたび紹介され、特に看板の『ヘレビーフカツレツ』は連日行列をつくるほどの人気ぶりです。
本店のある新開地をはじめ、三宮、元町、西宮にも店舗がありアクセス良好。ふねこたちが足を運んだのは、元町商店街内にある元町店です。アーケード内のビル地下にあるため、天候を気にせず行けるので観光客にもおすすめ。店内はダークブラウンで統一された落ち着いた空間で、カウンター席もあるためおひとりさまでも気軽に立ち寄れます。


店の代名詞ともいえるデミグラスソースは、四代にわたり受け継がれる秘伝の味わい。淡路島産の玉ねぎや選び抜いた食材を使い、5日以上かけてじっくりと煮込み、寝かせ、丁寧に濾して完成させるという、手間暇をかけたこだわりのソースです。
口に運べば芳醇な香りが鼻孔をくすぐり、深いコクとほんのりとした酸味が舌に残ります。後口がすっきりと軽やかなので、ビフカツの旨味もオムライスの素朴な味わいも、余すところなく引き立てます。

ふねこがどうしても食べたかったのは、元町店限定の「ヘレカツ東セット」(ビフカツ100g/2,800円)。関西ではヒレ肉を『ヘレ』と呼ぶそうで、オーストラリア産牛ヒレ肉を贅沢な厚みで仕立て、中心はほんのりレアに焼き上げたビフカツが主役。そこにプリッとしたエビフライ、ミニサラダ、ライス、オニオンカップスープが付いたボリューム満点のセット。それが大人気の「ヘレカツ東セット」です!


ビフカツは2cmほど厚みがあるのに、軽く歯を入れただけでほろりとほどけるやわらかさ。レアに火入れされた断面のとろけるような旨味も感動的。衣のザクザクとした食感が楽しく、エビフライもぷりっぷりで、最後のひと口まで高揚感に包まれます。
みけやんとせつこは、不動の人気を誇る「オムライスセット」(1,450円)をチョイス。バターをたっぷりまとったライスが、フライパンの上で踊るように炒められ、わずか数分で手際よく仕上げられる一品。


薄焼きの卵がふわりとライスを包み込み、秘伝のデミグラスソースとの相性も抜群で、一口ごとに卵・ライス・ソースが重なり合う幸せな味わいを楽しめます。

お腹も心も満たされて、街歩きへのパワーチャージが完了!
さて次はどこへ向かうのでしょうか?グルメ天国の神戸ポッキリ旅、続編をどうぞお楽しみに♪
※メニューの金額や営業時間、フェリーを含む交通費は取材当時(2026年4月)の情報です。
DORSIA(ドーシア)
兵庫県神戸市中央区旭通3-1-29
なし
正月のみ休業(不定休あり)
グリル一平 元町店
兵庫県神戸市中央区元町通2-3-2 ジェムビル地下1階
078-599-5785
水曜















