きまぐれふねこ
福岡県
2026年8月20日
Vol.81 好奇⼼と⾷欲がとまらない!福岡で楽しむ⼯場⾒学旅 〜中編〜

Vol.81 好奇⼼と⾷欲がとまらない!福岡で楽しむ⼯場⾒学旅 〜中編〜

あっちにこっちに視線を巡らせ、
工場見学で好奇心をフル稼働させるふねこたち。

>前編の様子はこちら

中編では、海と緑に抱かれた福岡・糸島へ!
ここには世界中のファンを虜にするとんこつラーメン『一蘭』の
門外不出のおいしさを守る大切な場所があるのです。

とんこつラーメンの製造の舞台裏を覗けるとあって、
夏の日差しに負けない熱量で、ふねこたちの胸も高鳴ります。
あの一杯が生まれる場所へ、いざ出発!

竹林を抜けたら、そこはラーメンの聖地。門外不出の味に迫る!

福岡市中心部から西へ。豊かな自然が残る糸島半島に、今回の目的地『一蘭の森 糸島』はあります。入り口には青々とした竹林の小道が続き、まるで映画のワンシーンのよう。凛とした美しさと静けさが、異世界へと足を踏み入れるような気分にさせてくれます。

竹林の小道を抜けると、おなじみのロゴが大きく掲げられた建物が…!ここは、昭和35年創業の『一蘭』が2014年に開いた製造拠点で、敷地はなんと東京ドーム2個分の広さ。

製造所では麺が1日9万玉、スープ7万食分、チャーシュー10万食分、秘伝のたれも9万食分作られ、厳しい検査を経て各店舗へと旅立っていきます。

中でも秘伝のたれと出汁のレシピは、代表を含め社内でわずか4人しか知らない門外不出のもの。この場所から国内外の店舗へ届けられているのだと知ると、ぐっと尊く思えてきますね。

製造工程は企業秘密のベールに包まれているため、見学できるのは製麺のごく一部。ガラス窓から完成した麺が次の工程へと送られていく光景を覗くことができます。ふねこたちも窓に顔を寄せて、あの麺はどの店に渡るのだろう…と想いを馳せながら熱い視線を送っています。

通路に掲げられた解説パネルも読み応えたっぷり。多種多様な小麦粉を長年研究して編み出した独自配合の麺づくりは、季節や天候に合わせて水の量まで微調整されるそう。また、数千日を費やしてたどり着いたスープは、交代で火の番を続けたという職人たちの努力の結晶なのだとか。

次は、展示スペース『とんこつラーメン博物館』を回りましょう。

一杯のラーメンができあがるまでの手順を追いながら、麺きりザルや計量器といった調理道具に触れ、“一蘭ワールド”にぐいぐい引き込まれていきます。

「この一滴が最高の喜びです」というメッセージ入りの丼や、“世界一のとんこつラーメン”へのこだわりを紐解く展示コーナー、一蘭独自の組織づくりについて語られた一角など、見どころがたくさん!

「味集中カウンター」の再現コーナーでは、簾の裏側に回り込んだふねことみけやんが、すっかり店員になりきった面持ちに♪

壁を埋め尽くす著名人のサインは壮観のひと言。館内にはプリントシール機まで置かれていて、学びと遊び心が交差する空間でした。

昭和の博多にタイムスリップ!『一蘭の森 糸島店』で味わう特別な一杯

一蘭のこだわりを理解したら、いざ実食の時間。製造所併設店舗『一蘭の森 糸島店』は、他のどのお店とも違うオリジナリティに溢れた空間で食事ができるんです!

「昭和10年代」「昭和20年代」「昭和30年代」と、時代ごとにしつらえた部屋が並び、当時の博多の風景に包まれながら至高の一杯を味わえる特別仕様。屋台の風情を漂わせる席やテーブル席もあり、小さなお子様連れの方も過ごしやすい雰囲気です。

特に注目が集まるのが、今から90年以上前の時代を表現した「昭和10年代」の部屋。大きく掲げられた古き良き町並みの写真と屋台の佇まいに、当時を生きた人々の暮らしの息づかいまで聞こえてきそう。ふねこたちもタイムスリップ気分を満喫!

この瞬間を待っていました!オーダーしたのは「天然とんこつラーメン」(980円)。コシのある細麺に、臭みのないまろやかなスープがよく絡みます。ふねこはやっぱりカタ麺が好みかな?

唐辛子をベースに30数種類以上の材料を調合し、じっくりと熟成させてつくられた赤い秘伝のたれ。これを丼の真ん中に浮かせたラーメンは、『一蘭』発祥だそうです。

ちなみに、専用アプリをダウンロード&登録すれば「お子様ラーメン」が無料になるので(※大人1名につき小学6年生まで/5名まで)、お子様連れのファミリーはぜひ。

口の中でとろけるほどやわらかな「煮こみ焼豚皿」(490円)は、みけやんイチオシのサイドメニュー。締めには、ほろ苦さと甘さが溶け合う「抹茶杏仁豆腐」(390円)を味わって♪

そしてラーメン丼の底には、博物館で見かけたあの言葉——「この一滴が最高の喜びです」。最後の一滴まで飲み干した人だけが目にできるメッセージに、ふねこたちから笑みがこぼれます。

食後は物販コーナーにも立ち寄りましょう。自宅で工場見学旅の余韻に浸れるカップラーメンをはじめ、お土産向けの商品が棚いっぱいに並びます。

珍しい一品としておすすめしたいのが、「一蘭ラーメン No Pork」と「一蘭ラーメン Vegan」。前者は豚を一切使わず、後者は動物由来原料不使用で、それぞれ一蘭の味を再現した自信作。どちらも国内では『一蘭の森 糸島店』と『なんば御堂筋店』、公式通販サイトでしか手に入りません。

オリジナルフィギュアが出てくるカプセルトイも発見!替玉プレート&呼出しボタン、とんこつラーメン&替玉のミニチュアなど、全4種類の中から何が出るかはお楽しみ♪

最高と呼ばれる一杯が生まれるまでの歴史や物語、時代の背景までも知ることができる『一蘭の森 糸島』。敷地内には心地良い芝生広場もあり、ラーメン好きならずとも、訪れる価値は十分です。

ふねこたちの工場見学旅、締めくくりの後編も乞うご期待!

一蘭の森 糸島

住所

福岡県糸島市志摩松隈256-10

TEL

050-3733-4433

定休日

なし